第1回 温故知心 田中 道子さん

温故知心 田中 道子さん

「おばあちゃんから習いました」「お母さんの見よう見まねです」そうやって受け継いだ生活の知恵や心構えを、皆様もお持ちではありませんか? 「古きをたずねて、真心を知る」そんなコーナーをはじめました。

第1回 温故知心 田中 道子さん(熊本市在住、78歳/オニザキ歴 32年)

今月お話を伺ったのは、娘さんとの週末のドライブが趣味という田中道子さん。福岡出身、鹿児島で小料理屋を18年間営み、現在は熊本市在住。お母さんから受け継いだことや、毎日を楽しく過ごすコツを教えてくださいました。

★母から受け継いだ“羽釜”が宝物です

 100年は使っているはず。炊き方は母の姿を見て覚えました。今でも私や家族の身体の調子が悪い時は、羽釜でおかゆを炊きます。すごくおいしくて、元気になるから不思議。羽釜って素晴らしい道具なのです。モノを大事にすること、おいしいごはんの炊き方、食事の大切さは母から学びました。

★おいしくて身体にも良い旬の食材は、家族で一緒に

 先日、庭で穫れたミョウガを酢漬けして『つきごま白』をかけていただきました。すごくおいしかったですね。何度もおかわりしますね。おいしいものを家族一緒に食べると、それだけでシアワセ。元気にもなります。

★人に喜んでもらえると私も元気になります

 おいしいものがあると、すぐ人にご馳走します。自分の分まであげてしまうことも多いですね(笑)。小料理屋を営んでいた時も、おいしそうに食べてもらえることが嬉しくて。わざわざ遠方の百貨店から珍しい食材を仕入れて提供したりもしていました。オニザキのごまも、よく人に紹介します。みんな喜んでくれますよ。

★好きなコトをする。よく笑う。私の秘訣です

 私は阿蘇が大好きです。娘と一緒に、いつも音楽を聴きながらドライブします。お気に入りは昔の洋画のサントラ盤。映画のシーンはもちろん、その頃の思い出も蘇ってきますね。とにかく好きなことをする、たくさん話してよく笑う。それが元気の秘訣。毎日がとっても楽しいですね。