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第13回 温故知心 石井 千恵子さん

温故知心 石井 千恵子さん

第13回 温故知心 石井 千恵子さん(群馬県在住、72歳)

今月お話を伺ったのは、群馬県渋川市で『コトブキ薬品』を営む石井千恵子さん。現在もほぼ毎日店に立ち、常連さんたちの健康をサポートしながら、楽しいお喋りにも花を咲かせていらっしゃいます。元気で楽しい日々をおくるために、大切にしていることを教えていただきました。

★食生活を大切に

 当店のお客様からオニザキのごまをいただいたのが、最初の出会いでした。とてもおいしかったので、取り扱うようになって。お使い物として購入されるお客様も多いので、包装したギフト用も販売しています。個人的に好きなのは「つきごま金」。おいしくて、和え物に使うとキレイに仕上がりますね。息子が岐阜で有機栽培の農園をやっているので、野菜を送ってもらって一緒に食べたりします。なるべく添加物のないものを食べるよう気をつけているので、野菜と無添加のオニザキのごまが、元気の素かもしれませんね。

★商いが生き甲斐に

 私はお客様に「商売は“あきない”だよ」と教えられました。飽きないで続けるのが、商い。以前、この建物は酒屋だったのですが、それから140年もの間、商売を続けていて、何世代にもわたるというお客様も多いのです。地域に愛されている店というよりは、私たちがここで商いをさせてもらっていると感じています。最近、日曜を定休日にしたのですが、結局なんとなく店を開けちゃうんですよね(笑)。お店が好きなんです。商売が身についてしまって、まったく飽きない。働いているというよりは、生き甲斐みたいなもの。だから元気に過ごせているのかもしれませんね。ところで、店内には手彫りの人形などがありますが、これはすべてお客様が作ったものです。ここは皆さんのギャラリーでもあり、社交場。毎日が本当に楽しいですよ。